肝臓の機能が低下してくると体臭の変化を感じやすい

肝臓の機能が低下してくると体臭の変化を感じやすい

肝臓は重要な役割を担っている臓器ですが、沈黙の臓器と呼ばれるようになるほど多少の機能が低下したくらいでは症状があらわれてくることがありません。しかし、機能が低下してくると異変として感じやすくなるのが体臭の変化であり、ドブ臭いにおいがするようになったら注意を払う必要があります。

 

健康診断で肝機能の低下を指摘されても中々診察を受けに行ったり、生活習慣を変えるなどの行動を起こしにくいのは、悪化している症状を感じないからで、体に異変があらわれるくらいにまでなると何らかの治療を行わなければならず、手術で切除が必要になるくらいまで酷い状態になっている人も多くいます。

 

体内の有害な毒素を分解する働きがある肝臓は、食べものに含まれているにおい物質の分解も行っています。においのきつい食べ物をたくさん取り入れても、体から異臭を放たなくて済むのはこうした分解機能のおかげといえます。機能が弱まり十分に効果を果たせなくなってくると、分解しきれなかった物質が血液中に取りこまれるようになってしまい、全身を巡っていきます。しだいに汗に一部の物質が溶け込み始めるため、体臭として独特なにおいを放つようになります。

 

肝臓はアルコールの分解にもかかわっているので、お酒の飲みすぎが続くと酷使されて機能の低下が起こります。たくさん食べたり飲んだりしているのに、全く運動を行わないと徐々に脂肪の蓄積が起こり、役割を果たせなくなってくることもあります。

 

脂肪肝にならないためには、食事のバランスを考え食べすぎないように腹八分目を意識するべきですし、毎日軽い運動でも良いので、体を動かすようにするべきです。肝臓は再生能力が高く、ある程度切除しても半年くらいでサイズが戻り機能するようになりますし、比較的脂肪が落ちやすい臓器なので、毎日10分程度のランニングを1週間ほど続けただけでも変化があらわれてくることが分かっています。

 

脂肪肝を放置してしまうと肝硬変や肝臓がんに至る可能性も少なからずあって、肝炎を発症している人だけの病気では無いので、早めに対策を行うべきです。体を洗っていてもドブ臭いにおいがして、体の疲れが取れにくくなったり、だるい日が続いて原因不明の微熱や吐き気がある、以前よりも二日酔いになるといった変化があるときには、クリニックで相談し検査を受けたほうが良いです。

 

白目の部分が黄色く変色してしまう黄疸の症状が出ているときはかなり悪化している状態で、早期に治療を開始しなければならないことがあります。

 

機能の低下を感じたらお酒を控えたり食べすぎに注意するだけでなく、睡眠を十分に取ることも大切です。細胞の修復が行われるのは寝ている間で、成長ホルモンの分泌などが活発になるからです。回復機能をサポートするために体に良い作用が期待できるサプリメントや薬、ドリンクなどを摂取する場合、分解するのに肝臓に負担がかかることがあるので、取り入れるときには医師の指導のもと服用したほうが高い効果が期待できます。

 

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